
このブログでは逆転合格についての情報を数多く発信しています。
逆転合格と言っても
何か裏技があるわけではありません。
努力をしてこそ、逆転合格はできるのです。
その努力の効果が何倍にもなる方法があるのだとしたら…
それはちょっと興味ありませんか?
今回は、偏差値を一気に上げるために必要不可欠な
「読解力」についてのお話です。
- 偏差値を一気に上げるための土台が作れるようになる
- 読解力=論理思考を身に着けられるようになる
- 勉強の効果を何倍にもすることができる
Contents
偏差値を一気に上げるための基礎「読解力」
偏差値を一気に上げるための基礎は「読解力」です。
読解力というのは文章を読む能力のことですね。

・・・いやちょっと待ってくださいよかっつん先生!
文章を読むくらいはできますよ!
現にこうやってブログ記事を読んでるじゃないですか!
とじゅけ男くんみたいに思ったあなた!
本当にそうでしょうか?
実はこの読解力、
日本人の1/3は足りていないことがわかっています。

え?どういうこと?
では説明していきましょう。
読解力の研究
2015年に
「教育のための科学研究所」という団体が
RST(Reading Skill Test)=読解力テスト
というものを仮で作り、調査をしました。
※参考文献:「AIvs教科書が読めない子供たち」「AIに負けない子供を育てる」
もともとこの団体は
AIの研究をしていましたが、
研究をする中で
「AIができないことを人間は果たしてできるのか?」
という疑問を持ち、調査することにしたらしいです。
AIは文章を理解する能力を身に着けられない
と結論付けたこの団体は
全国の小中高生を対象にRSTを実施しました。
RSTはよく読めばわかる簡単なテストです。
文章さえ読めていれば解けます。
たとえば、
「幕府は1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた。」
「1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた。」
この2つの意味は「同じ」でしょうか?「異なる」でしょうか?
正解は当然「異なる」です。
しかし、中学生の正答率は50%でした。
このようなRSTを全国の学生が実施した結果
正答率が66%に満たない人が大多数だったのです。
中には、東大院生ですら正答率が0%だった問題もあります。
(中国人留学生が唯一の正解者だったとか)
「あなたは文章が読めますか?」
と聞くとほとんどの人は
「はい」
と答えるでしょう。
しかし、「文章が読める」というのは
「意味をきちんと理解して読めているか」
ということであり、
テストの結果、1/3の日本人は
文章が読めていないことがわかりました。
授業や教育がいいと読解力が上がる?それはNo!実は・・・
ものすごい衝撃を与えたRSTですが、
1つの真実がわかりました。
それは旧帝大学に進学する高校ほど
読解力が高い傾向にある
ということです。
そして、さらに言うと
塾や授業や教育によって読解力が上がるわけではない
という結果も出ました。
つまり、
読解力が高い人ほど偏差値が上がりやすい傾向にある
ということです。
僕がどうして
読解力が偏差値を上げる基盤になっている
と主張しているかわかりましたか?
勉強をしたから読解力が上がるのではなく
読解力が高いから偏差値が上がる
という結論が研究により明らかになったからです。
読解力の身に着けるための3つの方法
では、どうすれば読解力を上げることができるのでしょうか。
読書の有無でしょうか。
勉強でしょうか。
教育でしょうか。
どれも答えはNoです。
僕からは3つ提供させていただきます。
①文章を論理的に考える
②物事を正確に説明する
③読解力の問題を作ってみる
それぞれ解説していきます。
①文章を論理的に考える
論理的というのは
「因果関係をはっきりさせる」
ということです。
原因と結果をはっきりさせるように考える能力こそ
読解力そのものです。
「どうしてそうなるのか」
「何が関係してこの結果になっているのか」
をきちんと理解するように
日頃から努めることで
読解力は上がっていきます。
②物事を正確に説明する
これは①とつながる部分もありますが、
物事を正確に判断して説明する練習をするのもいいです。
先ほどの例題で言うと、
「幕府は1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた。」
これは、幕府が1639年にポルトガル人を追放したんだな。
そして、幕府が大名に沿岸の警備を命じたんだな。
「1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた。」
これは、ポルトガル人が追放された=誰かが追放したんだな。
そして、大名が幕府に沿岸の警備を命じたんだな。
だから、2つの文の意味は違うな。
という風になるわけですね。
きちんと理解ができていないと
説明することはできませんから、
ゆっくり正確に読んで、
説明する練習をしてみましょう。
③読解力の問題を自分で作ってみる
読解力の問題を自分で作ってみるのもいいでしょう。
先ほどの例題の、
「幕府は1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた。」
のような文章をなんでもいいので作ってみてください。
例えば、
「二等辺三角形の定義は2つの辺の長さが等しい三角形である」
この文章が正しいとき
「正三角形は二等辺三角形である」
はあっているか間違っているか
とかね。
正三角形はもちろん二等辺三角形ですが、
2つの辺があっていればもう1つの辺は関係ないから
という説明もできますね!
このように問題を作ってみるのもいいです。
まぁ結局、論理的に考えて説明するのと
ほとんど一緒なんですけれどね。
注意!読解力テストを何回受けても読解力が身につくとは限らない!
ここで注意してほしいのは
読解力テストを何回受けても読解力が身につくとは限らない
ということです。
何回もやっていれば
読解力も身に付きそうなものですが、
そんな簡単なものではありません。
日頃から読解力を高める練習をすることで
ようやく身についていきます。
もちろん、何度か読解力テストを行うことで
結果はよくなっていくでしょう。
それはそれで読解力を身につけられていることになるのかもしれません。
ただ、読解力はあくまでも基礎=土台の部分です。
しっかりと自分のものにするために
日頃からちょっと意識するといいですね。
まとめ:読解力は偏差値アップの基盤
以上、読解力についてお話してきましたが、
いかがだったでしょうか?
おそらく知らないことだったのではないでしょうか。
文章を読む能力を身に着けるために
日頃からちょっと意識してみてくださいね。
それこそ、あなたが一気に偏差値をアップさせる
近道になりますから。
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