

はい!
順調にできています。

それはいいですね(^^)
ところで、じゅけ男君は、きちんと基礎を理解できていますか?

基礎を中心にやっています。
理解はしているつもりですが、
ほんとにできているのかはまだわかりません…

知識には
「知っている」
「分かっている」
「理解している」
の3段階があります。
今回はこのお話をしますね。
Contents
知識定着の3段階
知識定着には3段階あります。
「知っている」「分かっている」「理解している」
の3つの段階があります。
一見すべて同じように見えますが、
明確にした方が受験勉強のためになります。
それぞれ解説していきます。
「知っている」と「分かっている」と「理解している」は違う
「知っている」というのは、見たことがあることを言います。
「分かっている」というのは、そのことがなんなのか言える状態です。
「理解している」というのは、それを活用して考えられる状態です。
と言っても全然パッとしないですよね(^_^;)
例えば、理学療法を知っていますか?
これは知っている人、わかっている人はいそうですね。
理学療法という言葉を聞いたことがある人は、知っている人です。
理学療法とは、どんな仕事か言える人は、わかっている人です。
理学療法がどういう風に世の中に関わっているのかを考えられる人が、理解している人です。
なんとなくわかってきましたか?
英単語の「cause」を例にしてみましょう。
causeという言葉を聞いたことがある人が、知っている状態です。
causeという言葉が「原因」という意味だと言える人が、わかっている状態です。
causeという言葉が「原因」という意味で、引き起こすという動詞の意味もあり、
変化させるとbecause(なぜなら)、causal(原因がある)など、原因に似た意味にできる
など応用できる人が、理解している状態です。
なんとなくでもいいので、理解してくださいね。
受験に必要なのは、理解している状態
ここからが重要なのですが、
受験に必要なのは、理解している状態です。
特に、基礎レベルを理解することが非常に重要です。
そもそも、応用問題を解くには、基礎を応用する必要があります。
逆に言えば、基礎を理解していなければ、応用に落とし込むことすらできないのです。
受験生は、理解しているつもりになっている人が非常に多いです。
理解しているというのは、先ほど例にも出しましたが、応用できる状態のことです。
英語の例のcauseのように様々なことに応用できる状態が理解するということです。
causeの意味がわかるだけでは、足りないのです。
理解することを前提に勉強すると、効率がかなり良くなる。
受験勉強には、理解することが必要
…とこれだけ説明すると、理解するのが大変そうだと思いますよね。
でも、実際は、理解することを前提に勉強することで、受験勉強の効率が非常によくなります。
先ほどのcauseの例で言いますと、
原因という意味だけで覚えると、非常にめんどくさいです。
しかし、causeが原因と近い意味を持っていて、
becauseやcausalなど、近い意味を持つ言葉と一緒に覚えることで、
いざ覚えるときに、複数覚えられるようになります。
beには、「ある、なる」という意味がありますよね。
ということは、be(ある)+cause(原因)=because(原因がある)=なぜなら
と応用することができますね。
ちなみに
〜lyがつくと、副詞になります
〜tionがつくと、名詞になります。
〜tyは、形容詞につけると、形容詞を名詞にします。
先ほどの例では、causeという言葉を出しました。
これは、causal(原因がある)という動詞に、lyがつくと副詞になります。
causally=causal(原因がある)+ly(副詞)=必然的に
という意味になります。
このように、発展させることが可能になるわけです。
基礎固めの際に、
~lyや~tyなどのルールを理解したら、単語がより簡単に広がりますよね!
こんな感じで、基礎固めができて、理解していると次々に知識が広がります。
しかも、いざ本番で、わからなかった場合などにも
予測をつけることもできます。
これは基礎知識を理解しているからこそです。
理解することを前提に勉強をすることでどんどん知識が身に付きますので、
あなたも、今日から実践してみてくださいね!
まとめ:理解することを前提に基礎固めをする

理解することがとても大切なことがわかりました。
今まで、ただ勉強しているだけで、理解しているつもりでいたんですけれど、
きっとそれは分かっているだけ、理解しているフリだったのかもしれないです!

理解することを前提に勉強すると、より発展的に勉強することができます。
じゅけ男君も今日から頑張っていきましょうね!
勉強はきちんと続けられていますか?